パッチ(patch)

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若者の憧れであるリーバイスのビンテージを格好良くはきこなすジーンズマニアを目指し、数多くのジーンズを、リーバイスを中心に集めました。

a chronological table of jeans

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パッチ(patch)

ご存知“2頭の馬でも引き裂けない丈夫さ”を表現したツーホースマークが、リーバイスのトレードマークとして501のパッチに登場したのが1886年。

ちなみに建国100年を記念してフランスから贈られた自由の女神が完成したのと同じ年。日本では明治19年。


1886年〜1954年 革パッチ

通称革パッチ

ツーホースマークがついた1886年から1954年までの68年間は革製。通称革パッチ。

この間にあった変化といえば、第2次世界大戦の物資統制で1942年〜47年までの間ロットナンバーの頭についたSの刻印(S501XX)。


1954年〜1960年 ギャラ入り紙パッチ

通称革パッチ

経年変化で縮んで硬くなり取れやすくなる革パッチから紙製のパッチに変更。ただし、これはこれで割れやすいのが欠点。衣類に紙製のタグを縫い付けてるってのも凄いけど、よくよく考えてみると衣類の外側にこんなにデカデカとブランドタグが付いてるって凄すぎるって思いませんか?


1960年〜1964年 ギャラなし紙パッチ

通称革パッチ

ロットナンバーの上にあった"Every Garment Guaranteed"(品質保証)の文字が消える。別に品質が保証出来なくなった訳ではないんでしょうが、見た目にも偉さが減った感じで少し寂しい。ただし、若干細めで、生地も主張が強すぎないこの時代のXXを好むファンも多い。


1964年〜1969年

通称革パッチ

ついにロットナンバーからXXの刻印が消える。いっそう“偉そうさ”が減る(笑)。

いわゆるビッグEの時代。XXの刻印が消える転換期には“501・501”や“S,A,Fタイプ”のものがあり、ウエスト部分の縫製などにXXの行程を残っているものがある。


1969年〜

通称革パッチ

ロットナンバーの上に"CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT"の表記が入る。「衣類の内側に注意事項がありますよ!」ってことでそのとおり内側に「注意書きタブ」が付く。このタブに記載された縮率が8%のものが66モデルといわれるタイプで、縮率10%のものが赤ミミ。パッチの素材の紙がググッと薄くなる。