中々手に入らないリーバイスのビンテージもの。もちろんリーバイスだけでなくその他のビンテージも豊富にそろえたジーンズの総合サイトこと、ビンテージスタイルです。
若者の憧れであるリーバイスのビンテージを格好良くはきこなすジーンズマニアを目指し、数多くのジーンズを、リーバイスを中心に集めました。
本物のオリジナル501XXや101Z、そして11MWZなどのヴィンテージジーンズやウエアには、時代の勢いとともにいつまでも色あせることのない、本物だけが持つオーラがあります。
ヴィンテージスタイルでは、魅力的なヴィンテージウエアをを紹介しています。憧れのリーバイス501XX以外にも、リー101Zやラングラー11MWなどの3大ブランドや、ヘラクレスやヘッドライトなどのストアブランド、さらにヴィンテージスタイルに欠かせないA-2やB-15などのフライトジャケット、そしてナイキ、アディダスなどのオールドスニーカーなどそれぞれが持つ魅力が最高に高まった時期の名作を、その魅力をディテールの解説とともに紹介するヴィンテージスタイルです。
a chronological table of jeans
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リベット補強のパンツっていう破天荒な思いつきはリーバイ・ストラウスではなく、リーバイスから生地を仕入れていたジェイコブ・デイビスのアイデア。特許取得費用をリーバイスに負担してもらう代わりに特許権を折半することで、リーバイスのリベッテッドデニムパンツが生まれる。
時代によってリベットのタイプ、隠しリベット、股リベットそれぞれに変化が見られる。
打ち抜きリベット、かぶせリベット
リベットの受け側にカバーがなく、凸部分と一緒に生地がはみ出す場合もあるというなんともバイオレンスな造りだが、シンプルな分スマートともいえる。オス側、メス側共に銅製。
ギャラ無しのXXから採用された受け側に凸部のカバーが付いたリベット。生地がはみ出したりということはなくなったが、何だかずんぐりな印象。オス側も銅からアルミ製に変更になった。
バックポケットのリベット変遷
全然隠していない(笑)。「どーだ!」といわんばかりのリベッテッド具合です!
リベットの突起で上着がボロボロになります。注意!
37年からは、遂に表からは見えない隠しリベットになります。リベット裏は37年までと同様の文字が浮き出たタイプ。表向きリベットが消えたけど、「まだ、ちゃんとここにリベットが入っていますよ!」っていう「THE RIVET’S STILL THERE」という言葉がフラッシャーに付きます。
大戦モデルの時期には、銅製から鉄製に変わった。厚みがあってなんだか威圧的な質感がある。とても衣類のパーツとは思えない雰囲気。
第二次大戦が終了しSimplified Modelから通常の501XXに戻った1947年、隠しリベットも鉄製から銅製へ戻された。ただし、戦前とは違ってフラットな厚みのあるタイプになった。当然出回っているXXでは一番見られるタイプ。
ついに隠しリベット消滅してバータック(かんぬき)のみになるが、リベットが付いていたスペースは空けられたまま。このスペースによって、リーバイス独特の平行じゃないポケット取り付けステッチが生まれる。
フロント補強の処理
「焚き火にあたって大事な部分を火傷した!」というクレームが多発しといういわく付きの股リベット。
上記のようなクレームのこともあり、大戦モデルの簡素化の際、廃止になった。
なかなかお目にかかれないリーバイスのビンテージ。特にジーンズで状態の良いものは数が少ないです。是非、このビンテージ・スタイルをご堪能ください。